こんにちは!麻炭カフェスタッフのしょうこです(o^―^o)
毎月定休日にcocozionで「オーガニックおはなし会」を開催しているのですが、
今月のテーマは「調味料」でした。
調味料は味覚やセンサーを作る大切なものなので、今回はお勉強というよりは
とにかく五感で感じてもらう実験をしました✨
まずは3年かけて作られた天然醸造のお醤油と、
3か月でできる市販のお醤油の香りを比べると・・・
本物のほうは、「いいにおい~~」「安心して深呼吸できる」と、ほっこり🌸
そして市販のお醤油を嗅ぐと、「鼻にまとわりつく感じ」と、顔をしかめる参加者の方も。
やっぱり、本来の伝統的な製法でじっくり発酵させてつくられたお醤油は、
微生物が生きている躍動感もあり、
しぜんな、複雑な、深い香りがします。
でも大豆カスから即席で作られた「醤油もどき」は、
じっくり時間をかけていないから
添加物で人工的な香りと味をつけたのが伝わってくる、
とってつけたような浅い感じ。
素材そのものに自信がないから、あれこれ余計なものをつけ足して、
結局よくわからないものに仕上がっちゃってる感じがしました。
お味噌、お塩、お砂糖、マヨネーズ、ケチャップの本物と偽物の違いも体感してもらったあとに、
最後はフィナーレにふさわしい(?)、衝撃的な実験をしました。
それは、「だし」を炙る、という実験。
まずはしぜんなかつおや昆布だけで作られた「顆粒だし」をスプーンに乗せ、下からガスコンロで炙ります。
すると、おもちが焦げたような、おいしそう~~な香ばしい香りがしてきます。
そして次に、化学調味料で作られた市販のだしを同じようにスプーンに乗せ、炙ると・・・
「ぎゃーーーーーーーーーー」
参加者の中から悲鳴が(笑)
何にびっくりしたと思います?
においじゃないんです、それが。
炙りだして数十秒後に、なんと化学調味料のだしが、薄緑色になりながら
「うにょ~~~~~~~~」と
奇妙なアメーバのような動きでうねうねし出したのです。
もうあの気持ち悪さは、わたしの語彙では表現できません(笑)
そしてさらに数秒後に、鼻が捻じ曲がるかのような異臭を放ちまくったあとに、
アメーバは気持ち悪い形のまま固まって、そのまま動かなくなりました。
参加者のみなさん、一瞬言葉を失ったあとに、
「うそーーーー」「いやーーーーー」「きもちわるいーーーー」
と、大騒ぎ。
この実験、悪臭を放つため、お店の外の駐車場で行うのですが、
ご近所の方はこの奇声を聞いて「一体何をやってるんだ?」と疑問に思われたかもしれません。。(笑)
このホラー現象を説明すると、
化学調味料や、いわゆる添加物の正体は「石油」。
見た目は食べ物のふりをしていても、燃やすことで正体がわかります。
あれはどう見ても、プラスチックの燃え方でした。
参加者のおひとりが、
「わたし、火葬された時にあんなふうになりたくない・・・
にせもので体を作りたくない。」
とおっしゃったのが印象的でした。
いつだったか、海外で災害が起きたときに
「日本人の遺体だけ腐敗しない。それは添加物や保存料がたっぷりだから」
というエピソードが有名になりましたが、
ほんとうに、私もこの実験を見てあらためて、人間らしく、しぜんに、土にかえりたいな。
これからも、そういうたべもので、体をつくろう。と、あらためて思いました。
この調味料の会は、ちょっと見方を変えると、
市販のものを否定したり、悪化したりする極端な会に映るかもしれません。
だけど、そういう一面を踏まえた上で、それでも伝えたいことがその向こう側にあります。
わたしたちの祖先が、連綿とつないできた「発酵」という技術。
3年かけてじっくり作られたお醤油やお味噌は、「腐敗」することはありません。
ちょっとやそっとじゃ負けることのない、つよい体とこころを作るための知恵と伝統は、
祖先からの愛であり、おくりものだと思うのです。
もしこどもたちが、そんな素晴らしいおくりものを知らずに、
利益目的で効率主義のもとで作られたにせものの安い調味料しか知らないまま育つとしたら・・・
もったいない!!!(´;ω;`)と思うのは私だけでしょうか。
お店で伝えているZION流オーガニックライフは、
明確に「オーガニックライフをはじめるための順番」があり、
まずは一番にお水。
二番目に調味料。
そしてその次にお野菜、たまご、お肉やお魚などの食材を変えたらよいですよ、
とお伝えしています。
この順番を守ると、からだの変わり方が明らかに違いますし、変化が実感しやすくて、
やりがいと手ごたえをもって、オーガニックライフを進めることができます♪
今回、二番目に大事な「調味料」をおはなし会で徹底的に体感していただいたわけですが、
参加者の方は「ほんとうにこのことを体感できてよかった!気づけてよかった!」
と晴れ晴れしたお顔で言ってくださいました。
「知らないほうがしあわせ」
「なにかを否定しないほうがしあわせ」
という考えもあるかもしれませんが、
わたしはその考えは、これからの時代にはちょっと通用しないのではないかと思うのです。
何が本物なのか。
自分はなにを大切に生きていきたいのか。
自分は何者なのか。
しっかりと知って、向き合って、そぎ落として、選んでいく人生を、
わたしは生きたいし、お客様にも伝えていきたいです。
というわけで、調味料のおはなし会は、またしてほしいという声をすでにいただいているので、
またさせていただきたいと思います!
それでは、今日もお読みいただいて、ありがとうございました(*^▽^*)



オンラインショップ
ウーバーイーツ
LINE@友だち募集中

